うつ病とアナボリックステロイド

うつ病とアナボリックステロイド

うつ病とアナボリックステロイドに関するトピックはそれほど議論されることはありません。

しかしながら、薬剤惹起性うつ病を引き起こす原因の1つとしてステロイドが挙げられます。

うつ病は医療ではまだ完全に解明されていない非常に複雑な問題です。

以下の症状が2週間以上続く場合はうつ病の可能性があります。

・無気力が続く
・罪悪感または無価値感
・顕著な体重の増減
・活動関心の低下
・不眠症もしくは過眠症
・自殺願望がたびたび起こる
・悲観的になることが増えた

うつ病の要因としてテストステロンの値が低い状態が続くとうつ病を引き起こすとされています。

なぜ低テストステロンの状態がうつ病を引き起こすのかは完全に解明されていませんが、お互いに関係し合っていることはよく知られています。

 

 

うつ病とテストステロン

アナボリックステロイドのサイクルを終了すると、HPTA(視床下部 – 脳下垂体の生殖腺軸)が正常に機能しなくなります。

脳下垂体が余分なホルモンの増加を認識しサイクル中に休眠状態になってしまうのが理由です。

これは、体が正常な状態に回復するまで自然にテストステロンを産生しないことを意味します。

自然にテストステロンを生成するためには、体が正常な状態に回復することです。

多くのステロイド乱用者は、ステロイドサイクルの間を十分に取らず、その結果それらの体は完全に回復することができないのです。

特にダイアナボルやオキシメトロンといった強力なアナボリックステロイドはテストステロンの自然分泌力を低下させます。

これを相殺するために、適切なポストサイクル療法(PCT)と休止期をとることが重要です。

 

 

うつ病患者のほとんどが低テストステロン状態

順天堂大学医学部付属順天堂医院泌尿器科の調査によると、うつ病患者の大半が平均的なテストステロン値より低い状態になっているのだそう。

うつ病を患っている患者の血液を調べたところ、ほぼ100%の患者の遊離テストステロン値が8.5pg/ml以下だったという。これはLOH症候群(男性更年期障害)の治療を行う必要があるレベルまで下がっていることを意味します。

うつ病の原因はモノアミンが関与していると言われています。モノアミンとは、ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質のことです。

この中で特にうつ病に関係しているのがセロトニンとノルアドレナリンで、これらの量が不足したり、十分な働きをしなかったりするとうつ病を発症するということが解ってきました。

テストステロンはこれらの脳内神経伝達物質を活性化させる働きがあり、分泌を増やす効果があります。特にノルアドレナリンの量を増やすと言われていることから、うつ病と低テストステロンの関係が示唆されています。

 

うつ病とエストロゲン

また、低エストロゲンの状態もうつ病の原因となり、高エストロゲンの状態はプロラクチンの増強に寄与し、これもまたうつ病の原因となります。

ステロイドサイクルでは、テストステロン、ダイアナボル、デカ・デュラボリンなどのアロマタイズ化合物を使用すると、エストロゲンの上昇が予想されます。

このバランスをとるためには、アロマシンアリミデクスのようなアロマターゼ阻害剤を投与する必要がありますが、あまりにも多く実行するとエストロゲンがあまりにも低くなるため、正しく摂取しなくてはなりません。

 

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